ナースのメッセージ

 
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S.K さん 

付属病院
B棟4階病棟(第二内科・混合)
看護師歴1年

お一人おひとりに心を寄せた看護。

日本医科大学の看護の原点である「ナースコールを鳴らさない看護」という理念に惹かれ、高度救命救急センターのインターンシップに参加した事が入職を希望するきっかけになったという、新人看護師のS.Kさん。「とても忙しそうな職場という印象でしたが、患者さんお一人おひとりを注意深く見守り、きめ細かい看護をされている場面を見て、まさに自分が今後目指していきたい看護を実践されていると感じました」。まず、一年目の配属は第二内科・混合病棟で、ここで看護の基本を学んでいる。神経内科のこの病棟は他病院からの重症化した患者さんの入院も多く、時には症状が急変する事もあるという。それだけに看護師の的確な判断と迅速な行動が求められる。そうした環境で学び、日々成長を続けている彼女が、看護師を志した動機、日本医科大学を志望した理由、この1年間の仕事とやりがいについて聞いた。

 
自分の目指す看護がここにありました。
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看護師を志すようになった動機を教えていただけますか?

「小学生の時にがんの疑いで入院をした事があるのですが、それが看護師の仕事に興味を持つようになった最初のきっかけです。周りにはお亡くなりになる患者さんも多く、もしかしたら私もそうかもしれないと落ち込んでいたら担当の看護師さんが励ましてくださって、不思議と家族といる時よりも安心できたんです。結局、がんではない事がわかって無事退院できましたが、自分自身が患者として毎日不安な気持ちを抱えて過ごしていた時に、常に精神的な支えになってくれていた看護師さんの優しさと頼もしさに触れ、私もそんな看護師になりたい、と憧れるようになりました。日本医科大学への入職を志望したのは、看護学校時代に参加したインターンシップで看護師のみなさんの、患者さんに対するきめ細やかな対応を見て、かつての自分の体験と重なる部分があったからです。私は高度救命救急センターのインターンシップに参加させていただいたのですが、とても忙しそうな職場という印象を持ったのと同時に、そのような中でも患者さんお一人おひとりへの声かけを忘れず、意識のない患者さんに対してもまるで会話をしているかのように接していた事に、まさに今後自分が実践していきたい看護がここにあると思いました。また、『ナースコールを鳴らさない看護』という看護の原点に惹かれた事も、入職する大きな動機となりました。」

この1年間どのような仕事を経験してこられたのか教えていただけますか?

「現在は第二内科・混合病棟に所属し、看護実践を通してさまざまな事を学ばせていただいています。配属後しばらくはリーダーの先輩がついて、私が担当した業務を一つ一つ確認してくださっていましたが、最近はチェックリストをもとに先輩から合格をいただいた業務については独り立ちして自分で行っています。配属当初はできなかった人工呼吸器を装着されている患者さんのケアも、今では一人でできるようになりました。まだ日常業務をこなすのに精一杯で、仕事が楽しいと感じられるまでには至っていませんが、入院してこられた時は一人で歩けなかった患者さんが看護とリハビリによって介助なしに歩けるようになった時などは、少しでもお役に立ててよかったと看護師としてのやりがいを感じます。この1年での成長というとあまり実感はありませんが、任せてもらえる仕事が増えると、一歩ずつ前進できているのかなと思い、それがまた次のステップへの励みになります。」

 
夢を持って入ってきてほしい。
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将来はどのような看護師になりたいと考えていらっしゃいますか?

「いずれは高度救命救急センターで働いてみたいですね。日本医科大学のインターンシップは、内科系、外科系、小児科、産科、救命救急のいずれかを選んで申し込むのですが、私が高度救命救急センターを選んだのは急性期に携わりたいと考えていたからです。入職後、第二内科へ配属が決まりましたが、私の病棟には集中治療室や脳神経外科などから移ってこられた患者さんも多く、なかには容態が急変してしまう方もいらっしゃいます。実際、私も1日だけ受け持たせていただいた終末期の患者さんが急変した事がありました。担当医師の迅速な処置で事なきを得ましたが、自分の担当する患者さんが急変した事自体、初めての事でしたので鮮明に覚えています。今は内科病棟で基本的な看護の部分を確実に学ぶ時期と考えています。今後看護師として、どんな状況でも患者さんをケア出来るように、患者さんが搬送されてきたところから携わり、急変などの際は的確なケアを実施できる対応力や観察力を身に付けることが大切だと強く感じました。また、今はまだ視野に入れていませんが、ゆくゆくは自分の目指す分野での認定看護師の資格取得にもチャレンジしたいですね。」

これから入職される後輩のみなさんにメッセージをお願いします。

「地方から上京してこられる方もたくさんいらっしゃると思います。見知らぬ土地で暮らす事に不安を感じるかもしれませんが、あまり深刻に考えなくても大丈夫です。私も地方出身なので入職前はやっていけるのか不安でしたが、同期のみんなともすぐに打ち解けて仲良くなりましたし、先輩方も『困っている事はない?』『なんでも聞いてね』といつも気にかけてくださるので、毎日楽しく仕事に打ち込む事ができています。日本医科大学には安心して働ける環境が整っていますので何も心配せず、夢を持って入ってきてください。また、学生時代に学んだ知識や実習で体験した事は就職後生かす場面がたくさん出てくると思いますので、ぜひ気を引き締めて頑張っていただきたいと思います。」


※2012年1月取材時のものです。

 

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