ナースのメッセージ

 
A.K

A.K さん

付属病院
本館6階病棟 助産師
看護師歴10年

新しい命がうまれる現場で

看護学校を卒業して以来、約10年間日本医科大学付属病院で助産師として働いているA.Kさん。子どもが好きで、学生の頃からの目標だった助産師という職業をこの先もずっと続けていきたいと語る彼女に、新しい命がうまれる瞬間に立ち会う助産師という仕事ならではの魅力ややりがいについて聞いた。

 

子どもにかかわる仕事がしたい

看護風景

助産師のお仕事について教えてください

「中学1年生の時に子どもにかかわる仕事がしたいと母に伝えたところ『助産師というお仕事があるよ』と教えてもらい、初めて助産師という仕事を知りました。また、自分自身が子どものころに入院生活を送ったことがあり、病院の仕事というものをとても身近に感じていたので、助産師なら大好きな子どもに囲まれて、馴染みのある病院で働けると思ったことが助産師を志した理由です。助産師になるためにはまずは看護学校に行く必要があります。学校に通っていた当時は看護師も魅力的だなと思ったのですが、やはり中学生の時に志した助産師への思いは強く、初志貫徹して今に至っています。」

助産師のお仕事について教えてください

「分娩介助、産後のケアといった一般的な助産師の仕事に加えて、臨床実習指導者として看護学生の指導や、看護学校での授業も担当しています。学校では全10回の授業を担当しているのですが、学生に教えることで、自分が学んでいた当時の初心を思い出すことができ、自分自身の勉強にもなっています。学生向けのテストを作るというようななかなか出来ない貴重な経験もさせてもらっています。私たちの病院は大学病院のため、合併症のある方の出産、産後のケアも多くあります。またこちらの病院は、不妊症治療や、赤ちゃんを授かっても死産や流産を繰り返してしまう不育症の治療で実績のある病院です。そのため通常の妊娠、出産のケアだけではなく、専門性の高いケアの経験を積むことが出来ます。このような職場なので、アロマセラピーの資格や、堤式乳房マッサージという産後の乳房管理・自己マッサージ法に関する資格を持った経験豊富な助産師が多くいるのも特徴の一つです。このようにお手本となってくれる先輩方がいて、専門性を高めるサポートをしてくれる環境が整っているので、将来の目標を見つけてそれに向かって進んでいくことの出来るやりがいのある職場だと日々感じています。」


 

新生児集中治療室の立ち上げに向けて

看護風景

印象に残っているエピソードはありますか?

「姉が妊娠した時に、本人の希望で、私が勤務するこの病院で出産することになったんです。当時の私は入職して5年目でしたので、一通り経験を積み、自信を持って分娩介助が出来るようになってはいたのですが、いざ身内の出産に直面すると、普段なら問題なく出来ることにもすごく緊張を覚えました。ちゃんと産まれるんだろうか、母親は大丈夫だろうかと色々な思いがこみ上げてきました。妊娠中にどんどんお腹が大きくなっていく様子や、そこから陣痛を迎えるまでを間近で見ていたので、助産師としてというよりも家族の一員としての気持ちが先行してしまったんだと思います。実際にうまれた時は本当に嬉しくて、これ以上ないような幸せを感じました。この経験のおかげで、ご家族の方が感じる出産への不安と、赤ちゃん誕生の喜びを本当の意味で知ることが出来たんだと思います。助産師という仕事の責任の重さとやりがいを改めて感じたとても印象的で貴重な経験でした。出産前の不安を和らげ、出産後はあなたの子どもが生まれて私も嬉しいという気持ちを、笑顔で伝える。このことによってお母さん、ご家族とより良い関係が築け、それがより良いケアに繋がるのだと思います。」

入職希望者の方へのメッセージをお願いします

「こちらの病院で10年働いていますが、スタッフ同士の仲もよく、お互いを高めあうことの出来る居心地のいい職場環境です。夢は、いつかは自分の子どもをここで産むことと思っている程です(笑)。少しでも興味を持っていただいたら、一度見学にいらしていただければと思います。
また、昨年8月に病院も新しくなり、2〜3年後には新生児集中治療室(NICU)も立ち上がる予定です。新生児の看護に興味がある方、勉強したい方は、ぜひ一緒に頑張っていきましょう。」

※2015年1月取材時のものです。

 

 

page top