ナースのメッセージ

 
S.Tさん プロフィール画像

S.T さん

多摩永山病院
C棟4階病棟
看護師歴12年

看護と育児を両立して成長していきたい

幼い頃から周囲を明るく元気にすることが好きだったというTさん。高校時代の恩師や両親の勧めから看護師という職業に興味をもち、そのまま看護の世界へ飛び込んだという。看護師歴12年を迎え、仕事と育児の両立に奮闘するTさんに普段の働き方や看護に対する想いを聞いた。

 

しっかり学んで安心して働ける環境

看護風景

多摩永山病院へ入職されたきっかけは?

「幼い頃から将来は人に喜びや安心を与えられるような仕事に就きたいと思っていたことと、じっと座って働く職種よりも活動的な方が向いていると思っていましたので、両親や高校時代の恩師に勧められて迷い無く看護師の道を選びました。高校卒業と同時に故郷の岩手から都内の看護学校に進学したのですが、最初の実習先がこの日本医科大学多摩永山病院でした。都心から少し離れた落ち着いた立地も自分にあっていましたし、病棟の雰囲気も良い印象で、何より学生の私にとって実際の現場で働く先輩方がテキパキと働いていてとても格好良くみえました。また、多摩永山病院は教育体制が整っていることもあり、学校の先輩方からも『研修制度がある病院が良い』と聞いていたのでこの病院を選ぶことにしました。入職した当時は学生の実習とは異なり大変でしたが、今振り返ると、最初に実践的に学ぶ体制があったおかげでそれからの苦労は少なかったと思います。」



入職してみていかがでしたか?

「外科を希望し、消化器科・乳腺外科・呼吸器外科が中心の現在の病棟へ配属されました。外科病棟では手術などで入院期間が決まっている患者さんが多く、何をどこまでやるかという目標を設定して進める点が性格に合っていると思います。ただ、終末期の患者さんやそのご家族のサポートをするときは、毎回状況が違うので今でも難しいと感じます。初めて終末期の患者さんを受け持たせていただいたときは、これから自分がどのような看護をすべきかすごく悩みました。そんなとき『悩んでてもしょうがないよ』と先輩に声をかけてもらい、ふっと楽になったことを今でも思い出します。それからは一人で抱え込まずにみんなで相談して看護の方向性を考えるようにしています。今では誰かが行き詰まった時や、一人で抱え込んでいるなと見ればすぐに声をかけて、患者さんにとって最適な看護について話し合うようにしています。その結果、患者さんやご家族の方から、感謝やねぎらいの言葉をいただくと、また頑張ろうと思えてきますし、その繰り返しで私自身成長出来ていると思います。」

 

一生続けていきたい仕事

看護風景

産休・育休から復帰されたそうですね?

「三年前に出産し、一年間産休・育休をとった後、同じ職場に復帰させていただきました。一年のブランクはあったものの、同じ部署に戻れたことで慣れない育児との両立にあたって負担が少なくすみました。病棟内の先輩後輩とも分け隔てなく良い人間関係が築けているので、復帰するにあたって精神面での安心感も大きかったと思います。子どもがいると保育園のお迎えなどで帰宅時間を急に変えられないなど、どうしても周りに助けてもらうことが増えるのですが、『やっておきますよ』と後輩が積極的に協力してくれるおかげで本当に助かっています。病棟内には同じく産休・育休から復帰してきた方や、ママの先輩ナースも多いので、働き方や育児についての相談をするなど、仕事においてもプライベートにおいてもとても心強い職場です。今は上司と相談をして夜勤も入っていません。今後も育児をしながら看護師としても成長することが目標ですので、プライベートの状況に応じて働き方を調節していただけるのは家庭や育児も両立させたいという女性にとってすごくありがたいことだと思います。」

 

これから目指す看護について

「最初に看護師を目指したとき、患者さんとたくさんお話をして信頼関係を築ける看護師が目標でした。今でもいろいろな場面でより良い看護とは何か、患者さんにもっと出来ることは無いだろうかと悩むこともありますが、考え方の角度を変えたりしながら元気で笑顔でいることも私たちが出来る重要な看護なのだと感じています。新人看護師や学生を指導する立場になり、今度は自分が新人の頃に見ていた指導者の方々のようにお手本になることも課題の一つです。教える時の伝え方や受け取り方も人それぞれなので日々学ぶことばかりですが、これからもさまざまな経験を通じて柔軟性のある看護師になりたいと思っています。」


※2015年12月取材時のものです。

 

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